Zoom等を用いた遠隔授業時の字幕音声認識率向上
Zoom等を用いた遠隔授業を受けるあたり、聴覚障害者への配慮の一つとして字幕表示があります。これは、通信状況が不安定で音声が聞こえない時にも有効な手立てと考えられます。
技術の進化により音声認識率が高くなってきました。しかし、100%にはなりません。音声認識率の向上には、技術の進化もありますが、話者の話し方も大きな要因となっています。聞き手にとってわかりやすい日本語表現、スピード、語尾までしっかり話す等を気を付けると音声認識率の向上が見込めます。
また、音声認識させるための機器へ音声を入力するための方法、つまり、マイク等にこだわることも、音声認識率の向上に繋がるでしょう。さらに、聞き取りやすさにも繋がります。
これから、クーラーを利用したり、窓を開けたりと環境音が雑音となってしまうことが考えられます。適切なマイクを利用して、クリアな音声を入力できるようにするとよいと思います。
音声認識向けのマイク
ここでは、音声認識ソフトウェアが推奨しているマイクを紹介します。
音声認識に特化Bluetoothマイク「AmiVoice Front WT01」
UDトークなどの音声認識ソフトが推奨する、指向性マイクです。周囲の雑音を調整し話し声をクリアに伝える機能があります。
音声認識に特化ピンマイク「AmiVoice Front PM01」
UDトークなどの音声認識ソフトが推奨する、指向性マイクです。ピンマイク形式のタイプです。
音声認識に特化スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」
使っています!
UDトーク(Shamrock Records株式会社)、LiveTalk(株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)、AmiVoice(株式会社アドバンスト・メディア)などの音声認識ソフトが推奨する、スタンドマイクです。スタンドと、マイクはマグネット着脱式となっていて、手持ちマイクとして利用することも可能です。また、スタンド部分にマグネットが装着されていることで、デスクにくっつき倒れにくく使いやすいです。
音声認識を複数人で利用することを考えると、Bluetoothやピンマイクだとマイクの受け渡し時に雑音が入る可能性が高く、スタンドマイク形式だと受け渡しが容易な利点があるのではないでしょうか。